会長挨拶

『感動』
~共に挑み共に成長しよう!大自青の誇りを胸に~

池田 卓史

 本年は、東京オリンピック・パラリンピックイヤーであり、日本国中が盛り上がっているところではありますが、自動車業界においては、CASEや MaaS と言った新たな潮流が加速を増し、激しいグローバル競争の中、メーカー・サプライヤーの巨大グループの集約と、まさしく「100年に一度の変革期」の渦中にあり、先行き不透明感に包まれているとも言えます。
 更に、自動車整備業界においては、昨年の道路運送車両法の改正によりスタートする自動車特定整備事業制度への対応、そして人材不足、自動車の新技術への対応、生産性向上など多くの課題に直面しています。
 我々は青年団体として業界のイニシアティブをとり、持続的な活性化と繁栄に繋がる事業に取り組んでまいります。そして経営者として会社を永続的に発展させ、自動車ユーザーの皆様が安全で快適にクルマをお使いいただくためのお手伝いをするという、社会的役割を十分に果たす為に、先見性をもって根拠に基づいた正しい判断を取り続けることが求められます。その感覚は自然に備わっているものではなく、熱意ある仲間と共に、多様な価値観、特性や能力を学び養うことでブラッシュアップし続けることが必要であり、大自青はその最適フィールドであり続けなければなりません。

令和 2 年度スローガン
『感動』
~共に挑み共に成長しよう!大自青の誇りを胸に~

 「感」という文字は、組み合わせ次第で、感知や体感、快感など五感に関わる言葉。感動や感謝、感激など心から溢れる言葉。感恩や共感、使命感、一体感など、周囲や仲間などが居るからこそ生まれる言葉、そして、今我々が感じている変化に対する景況感や危機感、時には絶望感や、閉塞感などの負の言葉にもなります。
 今年度スローガンの指す感動とは、それらの全ての「感」を大切に、大自青というフィールドを最大限に活かし、具体的に正しい行「動」をすることで周囲の共感を呼び、共に青年業界人としての誇りを胸に、確固たる使命感と熱意を持って活動に取り組み、大いなる成長と達成感を共有するという思いを込めています。
 我々の前には、可能性を秘めた扉が無限に並んでいます。それらの扉は一人の力では重くとも、仲間と共に見識と経験を深め、自らの可能性を向上させ、力ある仲間と勇気をも持って挑めば必ず開くことが出来ます。その扉の先には、本気で挑んだ人間にしか見ることの出来ない、何にも代えがたい達成感と確かな成長が待っています。そして、激震走る自動車業界において、経営者として勝ち抜くための活動や思考の幅を広げてくれるはずです。今こそ青年だから出来ることに、本気で挑戦し大いに感動を分かち合いましょう。

《役員会運営》
 大自青の絆と力をより強固にし、その力をより確実に発揮する為、クロス・ファンクショナル・チームとしての運営を取り入れます。役員会運営では、総務広報委員会、未来揚々委員会、令和共育委員会を個々の組織で考えるのではなく、それらを横断的にクロスさせた1つのチームと捉えて会議を進めます。
 多様な価値観や考え方を、委員会や役職などに囚われることなく、クロスさせることによって、闊達な議論を交わし、知識や方向性を固定化させることなく、常に柔軟な発想と対応の幅を広げます。そして、情報を共有化することで、メンバー全員が大自青を担うプロフェッショナルであり、目標を共有するワンチームとして能力を最大化し、最高のパフォーマンスを発揮出来る役員会運営を目指します。

《委員会運営》
 我々青年業界人は、経営者であるが故に多忙を極めています。その中で時間を捻出し熱意ある活動をしているのが我ら大自青です。ひとつひとつの積み重ねがあってこそ、有意義な委員会運営が実現します。一人一人がその自覚を持ち自ら進んで担うからこそ、共感を呼び連帯感が強化され、委員長を中心として、全員が成長する強固な組織としての運営を目指して頂きたいと思います。今年度は例年にも増して、自ら進んで役割や業務に挑み取り組んで頂きたいと思います。

《会員拡大》
 日々の行動の中で、会員一人一人が大自青の仲間を増やす責任者であり代表である自覚を持って行動してください。
 大自青活動の中で、多くの刺激に触れ、創造し成長するたくさんの喜びを経験することが出来ます。しかしながら、どれだけ素晴らしいアイデアや企画でも、一人で出来る訳ではなく、仲間と共に創り上げるからこそ得られる達成感と大いなる成長があり、その仲間は多ければ多いほど、多様性を増し魅力と可能性を広げます。
 大自青が未来に向かって、更に魅力ある会として繁栄し続ける為に、力を合わせて仲間を増やしていきましょう。

 我々が大自青として仲間と共に高みを目指して今年度一年間活動を行えるのも、私が若輩ながら会長という栄えある職責を拝命する機会に恵まれたのも、全ては先人の諸先輩が大自青を創設し、関係官庁、関係諸団体の皆様のお力添えを頂きながら成長し繋ぎ続けて下さったからに他なりません。
 我々現役メンバーは繋ぎ続けて下さった諸先輩方の恩への感謝を忘れず、そして、大自青をより魅力ある会として未来に繋ぎ続ける為、この一年間も力を合わせ切磋琢磨し、情熱を持って活動して参ります。どうぞ皆様のより一層のご指導ご鞭撻を頂きますようお願い致します。

令和2年4月9日

大阪自動車青年会議所

会 長 池田 卓史