会長挨拶

歩みを進めよう・一歩一歩着実に

大森 太朗

 自動車は人や貨物を運ぶために発明され、以来ドライブや整備、カスタムを楽しむため、ステータスシンボルとしての所有など、人々の暮らしを豊かにするために進化を続けてきました。
 昨今では、交通事故を減らすため先進安全技術の開発が進み2021年にはレベル3の車両が発売されました。先進安全技術高度化と搭載車両の普及が加速する中で、定められた検査項目の遵守や整備の重要性は更に増しています。
 一方、一部ディーラー、指定整備事業者における不正車検の発覚など、成果重視に偏重し安心安全を軽視したことが要因とする問題が相次いでいます。どれだけ技術が進歩しても、安全を担保する責任を担う我々整備事業者が適切な整備を怠ってしまえば、本来の性能を発揮することは出来ません。目先の利益や成果だけに囚われず、車社会の安心安全を守るため、技術の向上はもちろんのこと、自動車整備を今一度見つめ直し向き合っていくことが必要です。

令和 4 年度スローガン
歩みを進めよう・一歩一歩着実に

 このスローガンには、自分を見失うことなく歩みを前に進めたいという思いを込めました。 目標に向かうために前に進むスピードは、速い人遅い人さまざまです。 社会や周囲のスピードばかりにとらわれて自分の足元を見ずに進んでしまうと、そこには思わぬ落とし穴や大きな障害があるかもしれません。 社会の変容が加速する今こそしっかり地に足をつけ、目標に向かって一歩一歩着実に歩みを進めることで実りある一年となるよう活動をして参ります。

【大自青会活動】

 今年度の大自青は、新型コロナウィルスの感染拡大防止を徹底し、昨年以上に対面での活動を実現するべく努めて参ります。
 新型コロナウィルスとの戦いも2年以上が経ちましたが、いまだ感染力は衰えることなく猛威を振るっています。
 我々はその最中においても力を合わせて、置かれた状況下で最善を尽くし活動をして参りました。今年度は、アフターコロナを見据えて活動を加速させていきます。
 令和4年度は、総務広報委員会、近青協実行委員会、商い堅実委員会の3委員会で活動を行います。委員会活動においては、メンバー間で積極的に意見を交わし、お互いに刺激し合うことで、それぞれが成長することに重きを置き、活動を前に進めて参ります。

 総務広報委員会では、総会をはじめとする大自青の基幹となる運営を厳正に進め、中でも2年連続で中止を余儀なくされた家族例会の開催実現に向け、メンバー皆で知恵を絞り、力を合わせて事業を推し進めて参ります。また、社会貢献活動として長年続けている献血活動においても、例年以上に献血に協力して頂けるよう取り組んでいきます。

 近青協実行委員会では、近畿地区自動車青年協議会の当番幹事として、近畿は一つの精神で、他府県との連携を図り運営して参ります。合同例会においては、我々経営者が大きな壁に直面した時や、進む方向に悩んだ時、その状況を打破し克服するためのヒントになる例会を目指します。

 商い堅実委員会では、自分たちの足元をしっかり見つめる一歩として、得意分野、不得意分野の共有を行い、あらゆる角度から分析・検証していきます。時には実際に見たり聞いたりすることで、堅実な商いが出来る環境を研究します。また、新たな商いにも目を向けるために、常に周囲にアンテナを張り巡らせ、メンバーのアンテナで受信した様々な情報を共有することで、自由な発想で皆の商いに役立つ発信を行っていきます。

 全メンバーで取り組む課題は、新入会員獲得です。
 我々は同じ整備事業者でありながら多種多様な強みを持つメンバーが力強く前に進み、刺激を与えあい切磋琢磨している会です。私自身もそうであったように、入会し一緒に活動してく中で、大自青の本当の魅力を知り、刺激を受け、力を貰う事が出来ました。一緒に切磋琢磨し成長出来る会員をひとりでも多く増やすため、大自青の魅力を発信し新入会員獲得に努めます。

 全ての事業において、会員の皆様の協力なくしては、大自青の運営は出来ません。会員一人一人が当事者意識を持ち、自動車業界に携わる者の集まりとして、この業界がより一層発展し、社会に貢献出来るような業界人の集まりになるよう努力し、それぞれの成長につながるように大自青の運営を目指します。
 まだまだ未熟ではありますが、先輩諸兄のように広い視野で物事を捉え、多角的に未来を見据え、自動車業界の発展と地位の向上に向けて一歩一歩着実に前に進んで参りますので、関係各所、関係諸団体、先輩諸兄の絶大なるご支援、ご協力、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。

令和4年4月7日

大阪自動車青年会議所

会 長 大森 太朗