豊中で昭和43年に私の父が自動車の整備業をメインに会社を始めました。父親の代からで私が2代目です。本当は私自身、会社を継ぐ予定ではなかったのですが、結果、私が継いで今に至っています。
もともと大学へいって進学しようと思っていたのですが、父親の体調が悪くなり、ピンチヒッターとして会社の引き継ぎをしました。本当は弟が継ぐ予定だったので、中継ぎのつもりだったのですが、結局私が引き継ぐ形になりました。仕事に関しては見よう見まねで現場を覚えました。当時は何回もやめようとは思いましたね(笑)こんなはずじゃなかったのにと。やはり、父が残したものもあり、父親からも本当はお前に継いでもらうつもりやったとも言われて、やるしかないですよね(笑)
当時は車自体も好きじゃなかったんですが、最近になってやっと好きになってきました。
「笑う門には福来る」ですね。基本は笑ってます(笑)
昔は笑えてなかった時もあったんですが、やっぱりそういう時はあまりうまくいっていない時なんです。今はプライベート仕事関係なくずっとニコニコしているようにしています。そっちの方が楽しいですしね。
私は別で地区会の役員をやっているんですが、懇親会の時に整備振興会の勝田専務が横に座られていて、28年度会長の春田さんを紹介していただいたのが始まりです。春田さんとは面識もなかったのですが、電話がかかってきて、勢いがすごく、情熱的だなと感じて参加することになりました。
例会に参加してみて、大自青の印象はとにかく「熱量がすごい」という感じでした。皆さん、積極性があって、会の中でみんなが生き生きと取り組んでいるなと感じました。とても奥深く勉強しているなと感じがして、少しでもそういう人たちの中に身を置いて吸収できたらなと思ったんです。それと、初めて参加した例会が理念に関する講義を聞いたのですが、自分の興味のあることにシンクロしているなと感じたんです。
共に同じ時代で、向かい風の業界で、共に戦える戦友が近くにいるということが、とても良かったと思います。同業者でもネガティブになっている所が多い中で、いかに生き抜くかということを考えている方が近くに多くいることが勇気をもらえます。大自青は皆さん、オープンなところがあり、胸を借りられるところがあるなと感じていて、ひとつでも多くのことを吸収できたらなと思っています。
いろいろな業界で言えると思うんですが、激動の時代ではあると思います。自動車業界は、若者のクルマ離れ・新技術がものすごい勢いで攻めてきていますので、今まで同じことしていればよかったことが、新しいことへのアンテナを張っていかないといけなくなっていると思います。自動車の母数自体が減っているのは確かだし、自動車整備業が関わってくところも減っていくだろうし、生き残るにはしがみついていくしかないですね。その一つに大自青もあると思っています。一人でやっていてもわからないことがたくさんあるから、頼もしい先輩方・同世代の方がいる大自青でいろんなことを学べたらと思いっています。あとは、業界を担っているかどうかっではなく、担っているつもりでやっていくことが大事だと思いますね。自分の中の世界としても自分が業界を背負っているくらいの感じでやっていくことで、未来は開けるのではないでしょうか。
大自青からは業界の最先端の知識や、同業者の若手経営者から刺激を得たいと思っています。そして、私の地元の豊能地区へ活性化・若返りというなど、還元できるようなことを学べたらなと。大自青へ勧誘しているところも数社ありますし、そういう風に高い意識を持った若手経営者を増やすというのも一つの目標です。クルマの修理屋なんかと言われるのが嫌なんです。地域を挙げて「町の車屋さんが素晴らしい」と言われるのが目標です。
大自青はとても刺激的な所だと感じています。様々な考え方や、カラーを持った勢いのある経営者が集まっているので、その空気を感じに来るだけでも価値があると思います。
一度その空気を感じに来てみてください!